2010年4月21日付 AFPより転載
映画『007』シリーズ第23弾の製作が、負債を抱えた製作元MGMの先行きの見通しが立たないことから、無期限に延期されることになった。
製作に携わる英イーオン・プロダクションのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリ氏とマイケル・ウィルソン氏が20日、明らかにした。
製作の再開時期や公開時期については不明だという。
MGMは『007』シリーズや『ピンク・パンサー』シリーズなどを手がける映画会社だが、多額の負債に苦しんでいる。
先月末には、約37億ドル(約3400億円)の負債の返済期限を5月14日まで延期することが認められた。MGMはこれより前に、買収に関する複数のオファーが来ていることを明かしている。
ジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグは、別作品の撮影のために滞在中のカナダから、
「バーバラとマイケルの決断を全面的に信じている。できるだけ早い製作再開を期待する」
とコメントを出した。
クレイグはこれまで、『007/カジノ・ロワイヤル』と『007/慰めの報酬』の2本のシリーズでボンドを演じ、新作は2011年か12年に公開される予定だった。
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
あらま。